ロンドンの夏はウインブルドンなしに終われない!? 倫敦的夏天,溫布頓球賽! Saki, London
ロンドンの地下鉄のストライキが8日の夕方から始まりました。9日いっぱい続くようです。
これは、今年の9月から週末の24時間運行化に伴い、夜間業務の賃金をめぐって労働組合と地下鉄側との交渉が決裂したことが原因のようです。
あちらこちらから「またか・・・」というため息が聞こえてきます。
日本の時間通り正確にキビキビと働かれている職員の方の姿を、当たり前のように日本で見ていた私からすると、信じられないことばかりです。
普段から、駅員はおしゃべりばかりしているし、運転手も肘をつきながらダラダラ運転・・・・
それでも運転手は結構なお給料をもらっているらしく。
ロンドンの地下鉄職員、もっとちゃんと働いてー!!!というのが本音です。
ストライキ中は地下鉄が動かないかわりにバスが代替輸送をするのですが、これもまた大混雑。
地下鉄のストライキがあるときは家からでないのが一番かもしれません。
さて、そんな困ったこともあるロンドンですが、
今の時期なんと言っても注目すべきなのは、ウインブルドンで行われているテニスです!!
私も今年初めて観戦してきました。
さて、ウインブルドンで試合を観戦するといっても、いくつかコートがあります。
まず一番メインになるセンターコート。
このコートは、1年の中でもウインブルドン選手権開催中のみ使用されるという、かなり特別なコートで、強い選手の試合が行われることもあり、もちろん一番人気が高いです。
そして、センターコート以外に指定席のチケットが販売されるのは、No.1コート、No.2コート、そしてNo.3コートの一部の座席です。
その他にもNo.19コートまで自由席、もしくは立見で観戦できるコートがあります。
ウインブルドンのチケットの入手方法はいくつかあります。
まずは、事前販売。
これは、前の年の12月に申し込み、抽選によって当選者が決まります。
もちろん他人への譲渡や転売が認められていません。
そして、もう一つ事前に入手する方法は、スポンサー企業などに割り当てられたチケットです。
我が家は上記二つとも縁がなかったので、
残る方法である当日販売にかけることになりました。
当日販売は、"The Queue" と呼ばれる行列に並べば、誰にでもチャンスがあります。
(Queueは、列のことです。)
一到倫敦的夏天,怎可錯過溫布頓球賽!
買球賽的票有幾個方法,
<可事先買票>
前一年的12月預約,
要抽籤地,如果有被選到就太幸運了!但可不能轉賣喲,
另一個方法是,<配給贊助廠商的票>
我們上述二種門路都沒,只好當天去搶票了
當天去排"The Queue"就有可能買到喔
しかし、センターコートや指定席で販売されるNo.1、No.2コートは非常に人気で、普通に並んでも入手は困難。
キャンプ場ではありません・・・・
私は、朝4時過ぎに到着したのですが、
すでに、テントを張って前日から並んでいる人が沢山いました。
しばらくすると、Queue card(キュー カード)が配られます。
這裡可不是營地喔!!!
我早上四點就衝去....
但是前一天晚上就有一堆人,
搭棚睡在那...........!!!
沒多久就拿到這"Queue card"
私が手にしたのは、1595。 つまり1595人目です。
ちなみに休日の観戦であれば、4時から並んでも6000人目ということもあるようです。
指定席のチケットが買えるか、かなり微妙な番号でした。
しかし、チケットが販売される10時過ぎまでまで待つしかありません!!
周りの人も、その場でレジャーシートを敷いて、本を読んだり、眠ったり、持参したお酒を飲みながらそのときがくるのを待ちっています。
地面に芝生が生い茂っているので、シートの上から寝転んでも結構快適でした。
我拿到的是第1595名,
如果是假日這時間,大概要排到6000多人了
無論如何大概買不到指定席了...
還得等到10時鐘,,
周圍的人就在草地上睡覺,看書,喝酒,還蠻舒適的呢
夜も明け、どんどん騒がしくなります。
列に並ぶ人も増えてきました。
テントで待っていた人たちもテントをしまいチケットの発売を待ちます。
そして、時間は午前8時。
ついに私の前にも係りのおじさんが登場!
その手には、No2コートと書いたリストバンドがありました。
天亮了愈來愈熱鬧!
人也愈來愈多了
總算8點了,
(この写真の奥に見えるテントは翌日のチケットを買う人の列です)
センターとNo1コートは売切れてしまったようですが、No2コートにはぎりぎりすべりこめたようでした。
ちなみに、指定席のチケットが売切れてしまった場合は、グラウンドチケットという指定席以外の試合を観戦できるチケットがあります。
しかし、これも売切れてしまった場合は、午後4時くらいから開始されるリセールにかけることも出来ます。
これは、すでにその日帰った人の分だけ、また新しく人が入れるというものです。
さて、ほっとしながらも、まだまだQueueは続きます。
途中、企業が協賛する小さいテニスコートがあったり、カフェがあったり。
中央和No.1己經賣完了,大概還勉強搶得到No.2的票...
如果指定席賣完了,還有ground ticket,
如果連ground ticket也沒了.....下午4點還有機會...
結局、チケットが買えて中には入れたのは午前10時30分すぎ。
会場内はひろく、フードコートやお土産を売るショップなど、テニスをあまり知らない人でも楽しめる場所になっています。
結果,買到票的時候都10點半了.
會場內有很多賣吃的,名產的店,就算不太懂網球的人也可以玩的很可心喔
そして、ウインブルドンといえば、このストロベリー&クリーム。
溫布頓的名產,就是這草莓奶油
イチゴに生クリームをかけただけのものですが、日本より少しすっぱいイギリスのイチゴには、この生クリームがよく合います。
お好みで、砂糖をかけて・・・
日本では、イチゴは春が旬ですが、イギリスでは初夏の食べ物というイメージです。
草莓加奶油加糖,好好吃喔,
ヘンマン・ヒルと呼ばれる広場には、
大きなスクリーンがあり、そこで試合を観戦する人も沢山います。
いよいよ、No.2コートに入ります。
幸運なことに、すぐ近くに選手が見える位置で観戦できました。
チェコのトマーシュという人の試合を見たのですが、
迫力あるサーブ、正確なストローク、そしてまったく乱れることのない冷静なプレーに息を呑みました。
「世界で活躍する選手はぜんぜん違うなぁ」と、
かなり当たり前なのですが、感心せずにはいられない試合でした。
そして、選手以外にも私が目を話せなかったのは・・・・・
ボールボーイ、ボールガールと呼ばれる人達です。
試合中に、転がったボールを拾ったり、選手にタオルを差し出したりします。
注目すべきは、そのキビキビした動きです!
イギリスに来て初めて、こんなにも一生懸命に頭も身体も使って頑張っている人を見ました。(失礼・・・)
後で調べてみるると、
彼らは地域の中学生で、試験を受け、その後半年間も訓練をつんでいるとのこと。
約1000人の応募があり、最終的には150人くらいにしぼられるという狭き門です。
若い彼らの頑張りに、ひたすら胸を打たれたのでした。。。。。
それに比べて周りにいる線審などの大人たちは、身体が重そうでした。
最後にお土産。
これは試合で使われた使用済みのボールです。
3個で3ポンドで販売されています。
最後,買了這些名產,
實際上在球賽中使用的球!
3個3英鎊
早速、テニスの練習に使ってみました。
もしかすると有名選手が試合で使ったボールかもと思うと、それだけでなんだか上手くなったような気になります。
とは言っても、実際は、普段使う安物の軽いボールと違って重いので打ちにくく、さらに下手になるという・・・・
まだまだ、ウインブルドンへの道は遠そうです。
回家馬上拿來練習,
感覺變強很多 哈哈
等我參加溫布頓球賽... 大概要等一輩子 笑